FXの基本はまずローソクの見方を極めること!
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FX取引においてローソク足は非常に重要な役割を果たしますが、多くのトレーダーにとってその意味や使い方が不明瞭なことがあります。
例えば
- ローソク足チャートは何を表しているのか
- どのように読み解けばいいのか
- ローソク足を使った手法の信頼性
など、初心者から上級者まで幅広いトレーダーが抱く疑問です。
この記事では、ローソク足の基本的な概念から始めて、その読み方や解釈方法、さらには実際の取引における活用法までを詳しく解説します。
FXトレーダーなら誰もが知っておくべき重要なテクニカル分析のツールであるローソク足について詳しく解説しますので、自らのトレードに役立てる方法を学んでください。
FXはローソク足を極めることで勝利が見えてくる
FXにおけるローソク足とは
ローソク足とは、価格の動きやトレンドを視覚的に捉えるためのグラフ表現方法の一つであり、取引の勝ち方を学ぶ上で欠かせない要素です。
今では世界中で一般的に使われているローソク足ですが、実は日本発祥というのは意外と知られていません。
FX初心者にとって「ローソク足」をあまり深く追求したことがないかもしれませんが、実は非常に重要なテクニカル分析ツールです。
FX取引を始める多くの投資初心者が、市場の変動やトレンドを正確に把握し、それに応じたトレード戦略を構築する第一歩として、ローソク足の理解は欠かせないんです。
ローソク足チャートは、個々のローソクが各時間枠内での価格
を示す図式です。これにより、一目で価格の動きやトレンドの傾向が把握でき、投資家は市場の行動パターンをより良く理解することができます。
例えば、特定のローソク足パターンが現れた場合、トレンド転換の可能性や反転のシグナルを見逃さないことができます。
特にFXは株とは違い、ローソク足をベースにしたテクニカル分析が効きやすいといった特徴があるので、FXで勝ちたいならローソク足の基本をしっかりと身につけてください!
FXでローソク足を使わないなんて問題外!初心者こそローソク足をジックリと見るべき
FXを始める投資初心者が直面する最初の課題の一つが、ローソク足の勉強です。
初心者が最初に学ぶべき点として、ローソク足の理解が挙げられます。なぜなら、ローソク足は値動きを視覚的に表現し、相場の方向性を把握するのに役立つからです。
ローソク足チャートは、各ローソクが時間枠内での価格変動を示す図式です。ローソクの色や形状から、トレンドの継続や反転の可能性を見極めることができます。たとえば、上昇トレンド中に大陰線(大きく下落するローソク足)が現れた場合、相場が反転する可能性が高いと考えられます。
もちろん大陰線が出たからすぐに反転するわけではありません。
現れた時間軸によっても信頼度が全然違いますし、トレードの基本である「ダウ理論」も当然考慮しなければいけません。
FX初心者はまず、時間軸の大きな(具体的には4時間以上が推奨)ローソク足をジックリを観察することから始めてください。4時間足以上なら、いわゆる【プライスアクション】の信頼度も高いので、ローソク足の基本がしっかりと身につくと思います。
実際に動いているローソク足だと4時間足以上はなかなか進まないので(笑)、動きが止まっている週末か、検証ツールで分析するのがおすすめです。
ローソク足の読み方は、ズバリ4本値を知ること!
FXのローソク足を学ぶ第二ステップとして「4本値」に焦点を当てて、その重要性と解説を行います。
FXトレードにおいて、ローソク足は非常に重要な情報源です。その中でも、「4本値」とは、ローソク足が持つ4つの価格情報を指します。これらの値を正しく理解し、利用することが、トレードの成功に不可欠です。
まず、ローソク足の1本目は「始値」を示します。これは取引が始まった最初の価格であり、トレーダーにとって重要なエントリーポイントとなります。
次に、「終値」です。これは取引が終了した際の価格を表し、その期間の価格動向を把握するのに役立ちます。
また、「高値」と「安値」も重要です。
高値はその期間中の最高価格を示し、安値は最低価格を示します。これらの値は、トレンドの方向性やサポート・レジスタンスのレベルを判断するのに役立ちます。
この4本値を熟知することで、トレーダーは市場の動向をより正確に把握し、適切な売買のタイミングを見極めることができます。
また、この4本値の中で特に重要とされるのが【終値】です。
なぜなら、いわゆる「ローソク足確定」になり、様々なテクニカル手法の分析は、基本的にローソク足が確定した足で判断するものだからです。
しかし、ただこれらの値を知っているだけでは十分ではありません。実際の相場環境での経験やチャートの読み取り方も重要です。
ローソク足の4本値を理解し、トレードに活かすためには実践と経験が不可欠です。何度もチャートを検証し、デモトレードでもいいので、実際に取引を行いながら、自身のスキルを磨いていきましょう。
みんな大好き!シグナルやサインでも、ローソク足も合わせて確認すること
FXはローソク足だけでもトレードすることが十分可能ですが、やはり初心者やまだ勝てないトレーダーさんは、インジケーターやサインツールを使う人も多いでしょう。
リト自身も、インジ否定派ではないので、ローソク足の基本は身につけているつもりですが、インジケーターも取り入れています。
また初心者さんに大人気な矢印サインも全然アリだと思っています。
なぜなら、たとえ矢印サインでも、ローソク足の値動きやプライスアクションと組み合わすことで、更に精度を上げることができるからです。
もちろん十分優位性のあるサインツールを使うのが大前提ですよ(笑)
例えば、プライスアクションだけならエントリーに迷うケースでも、同時に矢印サインが発生すれば、信頼度が高まり、より自信を持ってエントリーすることができますよね。
逆にサインだけでトレードしている場合、負けが続いてしまうときがあるかもしれませあんが、ローソク足の基本を身に着けていれば連敗を免れるケースも多々もあります。
FXのエントリーは根拠が多ければ多いほど、勝率も上がります。
ローソク足のパターンを覚えればFXでの勝率もアップ!
ここでは簡単にFXでよく出てくるローソク足のパターンをご紹介します。
FXで重要なローソク足の種類と抑えておきたいチャートパターン
FXで抑えておきたいローソク足の種類を解説します。
上ヒゲ【下ヒゲ】
上ヒゲ(下ヒゲ)が出現すると、相場転換の可能性があります。
もちろん様々な条件を加味しないといけませんが、例えばレジサポラインに絡んだり、時間足が大きいときに出現した場合など、信頼度が上がりますね。
ヒゲの長さにも注目です!
上記のローソク足のヒゲがもう少し長く、実体が短いと『ピンバー』なんて言い方もしますよね。
大陽線【大陰線】
実体が長いローソク足のことを大陽線や大陽線と言います。
FXではよく重要指標発表時に出現しますね。
このローソク足が出現すると、大きく買われた(大きく売られた)ことになりますが、だからといって、いわゆる【飛び乗り】でエントリーするのはおすすめできません。
特に重要指標で出現した大陽線や大陰線の場合、結構な確率で元の値まで戻っていきますので、飛び乗りではなく、よく周りの状況を見極めてからエントリーを検討してください。
相場転換や、そのまま戻らずトレンドが続いていくときもありますので。
十字線
十字線は始値と終値が同じ価格のときに表れる。
ローソク足の実体がないので、つい見逃してしまう方もいらっしゃるかもしれません。
こちらも高値圏や安値圏で出現した場合、相場転換の合図になりやすいローソク足なので、要チェックです!
FXではローソク足のヒゲは反転の合図とは限らない!?
ローソクの足の中でも特に注目されるのが「ヒゲ」と呼ばれるピンバーです。
ローソク足の組み合わせで形成されるチャートパターンがFXでは特に有効!
様々な形のローソク足で形成されるチャートパターンがFXではよく出現します。
最低でも以下のチャートパターンは必ずチェックしておきましょう!
上位3つのかっこは下降トレンドで出現したの場合の名称です。また、最後のウェッジ…は全て似たようなチャート形状になりますので、あえて一つにまとめました。
最低、上4つのローソク足パターンはFXではよく出現しますので、必ず抑えておきましょう。相場転換のサインになりやすいです。
FXで人気のローソク足を使った手法をご紹介!
ここではみんな大好き!ローソク足を使ったFXの手法をサラッと解説していきます。
使うのはローソク足のみ
本当にローソク足だけでトレードしているトレーダーもいるのは事実です。
といっても、やはり水平線やトレンドラインくらいは自分で引いている方も実際は多いのではないでしょうか。
まあローソク足+ライントレードといった方が正しいかもしれませんね。
あくまでイメージですが、余計なインジケーターを入れず、ローソク足だけでトレードしている方の多くは勝ち組だと思っています(笑)
リトも完全とはいきませんが、ボリンジャーバンドや移動平均線など表示しなくても、だいたいエントリーできるところが分かるようになってきました。
もちろん、オシレーターは今も昔も基本的に使いません。
ローソク足のトレンド転換のみエントリー
この手法は転換サインであるプライスアクションやチャートパターンが完璧に頭に入っており、尚且つ長い時間足(最低でも1時間足)でトレードしている方に多い手法です。
転換サインは基本逆張りになるので、成功すれば大きな利益を出すことができ、特に日本人トレーダーには好まれている手法です。
また相場転換を狙うので、損切り幅は狭くなりますが、ダマシに合う回数も多いので、自分のシナリオが崩れたら躊躇なく損切りできる人に向いている手法です。
個人的には、ダマシに合わないためにも最低4時間足以上でトレードするのがいいんじゃないかと思っています。
【おすすめ】FXのローソク足手法といえばプライスアクショントレード!
リトもおすすめしているローソク足手法がプライスアクショントレードです。
プライスアクションも様々な形がありますが、MT4などには便利なインジケーターがありますので、インジを利用しながらトレードするのもおすすめします。
大事なのはプライスアクションのパターンを覚えることではなく、ローソク足の値動きを敏感に感じることです。
またMTF(マルチタイムフレーム)分析も合わせることによって、更に制度の高いエントリーポイントを見出すことができます。
ローソク足より平均足を使ったトレード手法を好むトレーダーも多い
平均足を使った手法を好むトレーダーは、短期デイトレやスキャルピングでトレードしている方が多い印象です。
なぜなら、短いローソク足だと、どうしてもダマシが多くなります。
特に5分足以下でトレードしているスキャルパーなどは、よほど自信がない限りローソク足だけでトレードするのは危険すぎます(笑)
エントリー根拠に平均足を利用するのは、個人的にも結構オススメです。
一口に平均足といっても、例えば一般的な平均足と平均足スムーズドでは全然違った形になりますので、フィルターとしての役割も果たしてくれます。
個人的には、5分足以下なら平均足か平均足スムーズドは必須ではないかと思っています。
スキャルピングのローソク足手法といえば・・・
リトが知っている勝ち組トレーダーの中でもスキャルピングで大きく稼いでいるFXトレーダーは多いです。
そんなスキャルパーのローソク足手法の多くは「ブレイク手法」を使っています。
もちろんただブレイクしただけでは、短い足ではダマシばかりなので、簡単に負けてしまいますが、勝ち組トレーダーは様々なインジケーターを使ったり、検証しまくって、自分なりのルールを確立している人が殆どです。
基本的にスキャルなど短い足でトレードする場合、値幅より、ロットを大きく上げてスパッと勝っていくので、勝率も重要になります。
ロットを上げれば10pipsも取れれば十分なので、勝率を上げることでメンタルも安定するわけです。
ロットが上がっていると、損切り額も大きなものになりますので、確実に勝てるところをズバッと取っていく、という感じで勝ち組スキャルパーは利益を重ねていきます。
正直、初心者にはまず無理な手法です。
たった10pipsだけ取るだけなら簡単じゃないか、と思うかもしれませんが、これを100万通貨以上で勝ち続けることができる人は、ホント少数です。
なぜなら、スキャルピングは手法以上に【メンタル】が最重要になりますから。
一般的なサラリーマンが100万通貨で連敗したら、あっという間に毎月の給料以上の損失を受け入れる必要があります。
まずメンタル崩壊して、人生終了です。
ハイロットは大きく勝てますが、同時に大きく負けることを意味します。
スキャルはそんなに甘くないので、挑戦される方は、必ず低資金から始めるようにしてください。
ローソク足を勉強するためにおすすめなFXの本はコレ!
FX攻略の基本となるローソク足を勉強するためにおすすめの本をご紹介
⇒ずっと使えるFXチャート分析の基本 (シンプルなテクニカル分析による売買ポイントの見つけ方)
リトもFX関連の本はたくさん読みましたが、正直、あまりおすすめできるような本は、殆どありません(^_^;)
そんな中でも上記の本は、FXの本質である「値動き」に関する情報を網羅した素晴らしい本だと思います。
基本的なローソク足の名称等は証券会社の公式サイト等で調べれば十分なので、とにかくチャートを絵のようにじっくりと観察することから始めてください!
テクニカル分析の基本は、あくまでもローソク足だということを忘れないように
FXでテクニカル分析というと、移動平均線やMACDなど、ついインジケーターに頼ってしまいがちですが、結局、チャートから一番早く相場の情報を伝えてくれるのは、間違いなく「ローソク足」だということを忘れないようにしてください。
まとめ:株よりテクニカル分析が効くFXはローソク足を極めよう!
ローソク足を極めるだけで、FXは十分勝てるようになります。
もちろんFXだけでなく、同じようにローソク足がキレイに動いている日経225先物やCFD、ゴールドなども攻略できますので、まずはローソク足の基本をしっかりと身に着けていってください。
ローソク足の基本がわかった上で各インジケーターを使えば、更に精度の高い相場分析ができるようになり、勝率の高い売買ポイントも見えてきます。
FXの勉強の第一ステップは「ローソク足をジックリと観察すること」から始めてください。
例えばMT4ならチャートを縮小し、ローソク足の本数を増やしてひたすら眺めると良いと思います。